こんにちは、Nougaです。
今回は株式投資を初めて何を勉強したらよいかわからない方にお薦めの本・第二弾です。
出来高・価格分析の完全ガイド との出会い
自分は約1年ほど前にこの本に出会いました。
出来高を見ないで株式投資をしていたのは怖いことだと今では思っています。
それほど出来高には注意を払うべきだと実感しています。
以前は株価が上がったか、下がったかだけを見て、
そろそろ売り時だなどと判断をしており、成績も全く奮いませんでした。
もちろんファンダメンダルズやテクニカルの勉強は引き続き必要ですが、
出来高分析が加わったことにより、自分の投資判断に少しずつ自信を持てるようになってきました。
出来高・価格分析の完全ガイド のもっとも大事な教え
それは<出来高とローソク足の関係をみること>です。最も重要なことは
そのローソク足の動きに対して出来高は適切かとなります。
この本を読んだ後はローソク足の大きさや形と、
出来高の関係性に注目してチャートを見れるようになります。
著作権の関係もあり、内容自体を詳細に記載することはできないので一度読んでみることをオススメします。
出来高分析を自分なりにしてみる
自分の株ノートから実際の取引を例示して実際の出来高分析をしてみたいと思います。
あくまで自分の理解の中で行なっていることですから、稚拙な点はご容赦ください。
それではやってみましょう。
今回の銘柄は8473 SBIホールディングスです。
画像はTradingViewより引用
21年1月決算前に2693円で購入しました。決算前に売られましたが含み損のまま決算をまたぐことに決めました。
コロナショックからの新規参入者の増加なども含め好業績を予想していたためです。
損切りラインも設定していました。
幸いにして決算通過後、上昇トレンドに入ります。
出来高を伴って上昇しており、チャート・出来高分析に違和感はありませんでした。
目標としていた20%で半益しましたが、たまたまそこで反転。
ローソク足の実体は大きいのに出来高の伴わない下げがでてきます。
その後も連続して陰線が続き、出来高は比較的大きいにも関わらずローソク足の実体が小さい陰線をつけます。
そこをサポートラインにするようにヨコヨコとなり、下ヒゲ陽線からまた上昇傾向に入ります。
しかし3300円あたりで再度反転。
ここで大きい出来高の大陰線が2日間あります。売り抜けが起きているかもしれません。
3000円あたりのサポートラインで一度反転しますが、やはり前回高値を抜けず下げトレンドに入ります。
自分はサポートライン付近で逆指値を置いていたため、ここで売却となりました。
画像はTradingViewより引用
その後の経過をみると、ヘッド&ショルダーズ・トップを形成し、以後下げトレンドに転換しました。
2日間あった大きい出来高の大陰線は大口の売り抜けを見ていた可能性もありそうです。
まとめ
SBIホールディングスの取引では幸い利益を確定することができました。
出来高を注意深くみることで、合っているか間違っているかはさておき、自分の取引において根拠をつくることができます。
あとは記録からそれを振り返り検証していくことが重要ではないでしょうか。
この本は自分なりの経験値を高め、レベルアップに繋がります。
この本も本当にお薦めです。投資の勉強の際にぜひ。