今回は株式投資を初めて何を勉強したらよいかわからない方にお薦めの本です。
株式トレード 基本と原則 との出会い
自分は個別株投資を開始して1年たった頃にこの本に出会いました。
もしも個別株投資を初めてすぐに読んでいたら、もっと利益がでていたと思えるほどわかりやすい本となっています。
著者であるミネルヴィニ先生は
という本がもっとも有名です。
本書では成長株を高い値段で買って、さらに高いところで売るというのがメインの手法となっています。
投資初心者の方にとっては少し難しく感じる投資方法かもしれません。
株式トレード 基本と原則 のもっとも大事な教え
それは<リスク管理>です。最も重要なことは
株を買う時点で失う金額(リスクにさらす金額)を決めておくことです。
何を言っているのかわかりにくいですからシミュレーションをします。
リスク管理シミュレーション
投資資金が200万円とします。
今回A社の株を購入するにあたり資金の2%までリスクをとると決めました。
今回の取引では最大で200万円 x 0.02 = 4万円まで失ってもよいです。
それではA社の株をどれだけ買えばよいのか?
それは損切りラインによって変化します。
損切りラインを10%に設定すれば リスク4万円/0.1= 40万円分購入
損切りラインを5%に設定すれば リスク4万円/0.05=80万円分購入 となります。
きっちりと自分の損切りラインを守れば、1回のトレードで損失は限定されます。
自身の損失を管理することが、かならず投資成績の向上に繋がります。
この本は本当にお薦めです。投資の勉強の際にぜひ。