勤務医はいわゆるサラリーマンと同じ給与形態ですので、大きな節税はできません。
金融資産を貯めて投資をしていくには種銭作りが重要であり、収入を増やす以外に、支出を減らすことも重要です。
日々の生活で可能なお金の節約について Nouga が実践していること5つをまとめました。
1つ以外はどんな方でも実践できますので是非読んで見てください。
本記事の内容
- 支出を減らすことの重要性
- お金を節約するためにいますぐできること5つ
- 日々の積み重ねは大きな力に
支出を減らすことの重要性
毎月の手取り収入が25万円であると仮定してみましょう。
毎月の手取り収入が1万円増えれば, (26÷25)×100 =104 ですので4%の収入増加ということになります。
実際に毎月のお給料が1万円増えるのはなかなか難しいことですから、これを金融資産から得たいと考えます。
税引後利回りが年間4%の債権や株式を購入して、毎月1万円を得るためにはいくらの元本が必要でしょうか?
毎月1万円×12ヶ月×25(100÷税引後利回り4%)になりますので、答えは300万円ですね。
当然債権や株式には一定の損失を被るリスクがありますので、300万円+リスクで毎月1万円の利益が手に入ります。
では毎月の支出をもし1万円減らせたらどうでしょうか?
まったくリスクがない状態で税引後利回り4%の債権を300万円分購入したのと同じ効果が得られます。
このように考えると、自身が使っているお金にもさらに目を向けたくなってきませんか。
支出を減らすことには、当然限界もありますし、個人個人の考えに基づいて家計を設計すべきです。
本記事では、いますぐにでも始められる支出管理についてNouga の実践を元に紹介します。
お金を節約するためにいますぐできること5つ
- 支出管理
- ideco
- クレジットカード選び
- ふるさと納税
- 医師限定ポイントサイト
支出管理
あなたは毎月の支出をきちんと把握していますか?
Nouga の支出の捕捉率は99%を超えていると思います。
その秘訣はあるアプリにあります。
このアプリは極めてシンプルにできています。
ただひたすらお金を支払うたびに入力していきます。
操作性はシンプルそのもので慣れれば1秒程度です。
10年近くこのアプリを使い続けており、もう手放せません。
支出を把握すると、1年もすれば自身のお金の使い方の傾向が見えてきます。
大事なことにはきちんと使う、無駄なことには使わないというメリハリのつけ方ができるようになるはずです。
支出の削減においては固定費を削減することが、最も効果が高いと感じています。
こちらについても別記事にまとめます。
ideco
勤務医(サラリーマン)に可能な合法的な節税法です。
年齢が若ければ若いほど、将来にわたって得られる節税効果が高まります。
毎年の掛け金がそのまま課税所得から引かれますので、勤務医の年収だと掛け金のうち20-30%ほど減税になるイメージです。
掛け金の最大額は勤務形態によって異なりますので、詳しくはこちらのページをご覧ください。
手続きには証券会社での口座開設が必要となります。
Nouga はSBI証券を利用していますが、一人につき一つのideco口座しか開設できませんのでご注意ください。
最近はマネックス証券を投資に利用することが増えまして使いやすいのでマネックス証券でのideco口座もオススメできそうです。
掛け金の運用先は自身で選ぶ必要があり、証券会社によって選択肢が異なります。
基本的には信託報酬の低い投資信託を選んでおいて、ideco運用の終わりの年齢が近くについてリスクの少ない資産にスイッチングしていくのが良いと考えています。
Nouga はSBI証券のe-maxis slim全世界株式(日本除く)に全振りしてあとは放置しています。
最大のメリットは掛け金に対する節税効果と、長期の運用をした際の運用益も非課税な点です。
デメリットは毎年ideco口座の維持手数料を支払う点と60歳まで掛け金を取り出せないことでしょう。
この点は理解しておかないと思わぬ事態に見舞われ、資金が必要となった際に困りますので必ず余剰資金で運用してください。
ふるさと納税
言わずと知れた勤務医(サラリーマン)に可能な合法的な節税法その2です。
あまりにも有名ですので、多くは語りません。
限度額上限までお好きな自治体に納税してください。
限度額はこちらのサイトで計算できます。
キャッシュレス決済
キャッシュレス決済の選び方については、たくさんの良記事がありますので皆様検索してください。
本記事で強調したいのは、選択と集中ということです。
ご自身の生活圏において、もっとも効率よく使用できるキャッシュレス決済方法を用いて、集中して使うことがオススメです。
そうしてポイントや還元されたお金を再度生活に使っていくことで節約に繋がります。
キャッシュレス決済は現金と違って使いすぎてしまう、という論調があるかと思いますが支出管理を行なっていれば関係ありません。
大切なことは、キャッシュレス決済か現金かではなく、その支出が自分にとって最適なものだったかを振り返ることだと思います。
医師限定ポイントサイト
医師の方は皆さんご存知だと思いますが、大手の医師限定情報サイトにはポイント制度があります。
日々のログインやサイト閲覧などでポイントがたまり、amazonギフト券や図書カードなどに交換できるサービスです。
薬剤や疾患の新しい知識を学べるだけでなく、こういった金券類もいただけるのでやらない手はないと思います。
コツコツやることで年間に数万円相当の金券類に交換可能です。
ソーシャルゲームのログインボーナス気分でやるのがオススメです。
日々の積み重ねは大きな力に.
上記の5つの行動で節約して得られる金額は人それぞれだと思います。
最初にお話したように月1万円節約できると、それは300万円の金融資産から得られるお金に相当するわけです。
このようにして得られたお金を資本として、実際にお金を産んでくれる可能性のある金融資産に投資しつづける。
このサイクルを回していけば、10年や20年先にはより大きな資産を形成していることでしょう。
目先のことだけにとらわれず、長期的な視点をもつことも重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はNouga が実践している節約法についてまとめました。
もし一つでも参考になる情報があれば嬉しく思います。