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お金は複利で増えるが、健康は逆複利で失う【健康と投資】

複利・逆複利について知りたい

投資について調べてたけど、健康のことも気にしている

こういったお悩みを持つ方に向けて、複利・逆複利の生み出す投資と健康へのインパクトについてまとめました。

時間とともに雪だるま式に力が強くなっていくので早く取り組むのがポイントです。

医学の世界では早期発見・早期治療もとても大切なキーワードです。

それでは見ていきましょう。

 

本記事の内容

  • お金は複利で増やす
  • 健康は逆複利で損なわれる

 

お金は複利で増やす

複利の力を目でみてみよう

お金を複利で増やすのを理解するのは下図を見ていただければ一目瞭然です。

毎月5万円を30年間積み立てした際の最終積立金額をグラフにしたものです。

楽天証券の投信積立かんたんシミュレーションをお借りしています。

 

もともとの投資元本は毎月5万円×12ヶ月×30年間 = 1800万円です。

毎年のリターンが3%であれば2914万円-1800万円=1114万円

3%であれば4161万円-1800万円=2361万円

3%であれば11302万円-1800万円=9502万円 ものお金が増えたことになります。

もちろんこの計算は利益にかかる税金は考慮されておりませんし、あくまで単純なシミュレーションではありますが、

複利の力の強さを知る上では十分だろうと思います。

お金は複利の力で指数関数的に増やすことが(論理的には)可能なわけです

 

今日からできること

投資するためのお金は生活から余ったお金でないといけません。

毎月の収入-支出がプラスにしていくために今日から行動を開始しましょう。

支出を減らすことにご興味のある方はこちらの記事もご覧ください。

参考勤務医がお金を節約するためにいますぐできること5つ【サラリーマンの方も是非ご参考に!】

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また投資には証券会社の口座設立も必要になります。

投資をまったくやったことがないという方はこちらの記事もご覧ください。

参考[投資未経験の方向け] 投資の始め方

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健康は逆複利で損なわれる

それでは健康についてはどうでしょうか。

健康にも複利のような効果はあるのでしょうか。

Nouga の知識の範囲では、指数関数的に健康状態を上げていく方法はありません。

しかし、逆に指数関数的に健康を損なっていくことは可能です

 

例えばみなさんもよくご存知の

メタボリックシンドローム はその典型だと言えます。

厚生労働省の健康情報サイト e-ヘルスネットはわかりやすくまとまっており、オススメの情報源です。

リンクを貼らせていただきますので、ご興味のある方は目を通してみてください。

メタボリックシンドロームは別名 死の4重奏などと物騒なあだ名があり、動脈硬化を促進させることで心臓疾患や脳卒中といった心血管病の発症率が高まるとされています。

e-ヘルスネット内にも記載がありますが、メタボリックシンドロームの診断基準は国や機関によって異なっています。

日本においては下図のような診断基準になっています。

皆さんも健康診断の腹囲測定で落胆されたご経験がおありではないでしょうか

e-ヘルスネット メタボリックシンドローム より引用

 

では世界ではどのように診断されているのでしょうか?

インタネットのやほーではなく、医学界のご意見番的な存在である UpToDateで検索してみました。

Metabolic syndrome (insulin resistance syndrome or syndrome X)、著者:James B Meigs, MD, MPH によりますと メタボリックシンドロームの診断としては現在5つの機関から提唱された定義が掲載されていました。

UpToDate Metabolic syndrome 著者:James B Meigs, MD, MPH 

本記事著者 Nouga がTable1を翻訳して引用

この中でNCEP ATP3 2005が最も一般的に同意が得られた基準であること、そして腹部肥満はかならずしも前提となる基準ではないと記載されています。(日本は腹部肥満があって初めてメタボリックシンドロームと診断されます。)

また腹囲の基準は国によって異なることも記載されています。

上記の日本基準とは多少異なりますが、日常生活で気をつけなければならないことは同じです。

すなわち、糖尿病、コレステロール値、肥満、高血圧の4つの生活習慣病を予防・治療しましょうというメッセージは世界共通です。

 

メタボリックシンドロームはなぜ怖いのか?

メタボリックシンドロームによって糖尿病の進行するリスクが高まります。(相対危険度3.53-5.17)

また心血管病の発生頻度が増加し(相対危険度1.53-2.18)、あらゆる理由による死亡率が高まります。(相対危険度1.27-1.60)

ほかにも以下のような病気との関連が指摘されています

  • 脂肪肝
  • 肝細胞がん、肝内胆管がん
  • 慢性腎臓病
  • 多嚢胞性卵巣症候群
  • 睡眠時無呼吸
  • 高尿酸血症、痛風

このようにひとつひとつの病気が作用しあって、より健康を損なっていくことがあります。

今回はメタボリックシンドロームについてお話しましたが、それ以外にも相互作用的に働き、病気が悪くなっていくことはめずらしくありません。

健康は極めて貴重な無形資産ですので、悪い相互作用は断ち切ってあげる必要があります。

自身の健康に投資できるのは自分自身だけですから、是非ご自身の生活を振りかえってみてください

 

まとめ

お金を増やす一番の秘訣は複利だと言われます。

複利で長い時間をかけることで、少ない元本を大きく増やすことが可能になります。

実は健康にも複利のような効果があることを解説させていただきました。

少しでも読んでいただいた方の発見につながれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人

nouga

医師【専門分野】脳神経外科 ▶︎ 30代 ● 医師歴10年x投資歴8年x株式投資3年の経験です。どんなことでも調べることが大好きで、良いと思ったことをシェアしていきます。適切なリスク管理で生活を豊かにしていきましょう。

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