この記事はNouga が読んでためになったと感じた本をご紹介します。
第二冊目は思考を変えると毎日が楽になる、そんなことに気づかせてくれる本です。
タイトル:Think clearly
著者: ロルフ・ドベリー 翻訳: 安原実津
出版社:サンマーク出版
きっかけ: 本屋を巡っている最中に出会い、平積みのタイトルをみて購入した本です。
著者のロルフ・ドベリーさんは1966年スイス生まれの作家・実業家です。
スイス航空会社子会社の最高経営責任者などを経てビジネス書籍の要約を提供する[getAbstract]を設立。
35歳から執筆活動を始め著書には[なぜ間違えたのか?ー誰もがハマる52の思考の落とし穴]など。
帯には”最新の学術研究から導いたよりよい人生を送るための思考法” とあり、かなり刺さるワードでしたので購入を決意しました。
内容:『よい人生』とはなんだろうか?この本はこの問いから始まっている。
この世界は複雑で年々新しい静かな革命が起きている。
私たちが生きている世界を理解する上でしっかりとした『思考の道具箱』を持つことを筆者は提唱する。
具体的に52の『思考の道具箱』を提示し、あなたの人生がうまくいく可能性を高めてくれる一冊である。
自分に刺さった点:
10 謙虚さを心がけよう -あなたの成功は自ら手に入れたものではない-.
バフェットが「卵巣の宝くじ」と呼ぶものとは?.
Think clearly ロルフ・ドベリー 著 サンマーク出版より引用
著名な投資家 ウォーレン・バフェットの言葉を引用しつつ、筆者は「卵巣の宝くじ」つまり生まれたときに運命づけられる格差について言及しています。
どの国のどの地域のどの家庭に生まれるかは自分で選ぶことはできず、あなたの成功はすべては目に見えない偶然の結果であると断言しています。
全人類のうち現代に生きているのはわずか6%であり、現代に生まれたこと時代が幸運であると結んでいます。
このことから2つの結論を導き出しています。
- 謙虚であること
- 惜しみなく分け与えること
変えた行動: 自分の境遇が両親や御先祖様から偶然によって与えられた幸運であると強く認識するようになりました。
今あるものは自分の力では決してないと思うと、驕ることなく生活や仕事に臨むことができるようになり、患者さんへの応対も変わってきたと考えています。
是非みなさんも手にとって読んでみていただきたいと思います。
継続は力なり を実践していきます。