この記事はNouga が読んでためになったと感じた本の内容を忘れないための備忘録です。
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本のアウトプット第二冊: Think clearly
タイトル:Think clearly
著者: ロルフ・ドベリー 翻訳: 安原実津
出版社:サンマーク出版
自分に刺さった点:7 好ましくない現実こそ受け入れよう -失敗から学習する-
「失敗の原因」を突き止めるたび、人生は上向く
「あなた自身のフライトレコーダー」をつくっておくこと
Think clearly ロルフ・ドベリー 著 サンマーク出版より引用
自分にとって好ましくない現実こそ分析し、事実を受け入れる必要がある。
これはよーくわかってはいるが、実際に行うことは極めて難しい。
そのために筆者は
一番よいのはあなたのありのままの真実を示してくれるパートナーや友人を持つことと述べているが、実際に事実を突きつけられたら、とても辛くなってしまう。
自分としては筆者の二番目の提示である「あなた自身のフライトレコーダー」に興味を持った。
重要な決断をするときには、想定できること、思考の過程、結果などを書き留めておく。
スマホのおかげでメモは極めて取りやすく見返しやすくなっている。
医師としての業務はもちろん、プライベートなこと、投資などなんでも記録をとっておき、定期的に見返すことを始めている。
そして失敗の原因をできるだけ突き止めて早めに取り除いてあげることを意識するようになった。
(実際にはこれが一番難しいが、、、)
自分に刺さった点:23 「現在」を楽しもう -「経験」は「記憶」よりも価値がある-
「人生最高の経験」に、いくらまでなら払うか?
夕日の写真を撮るより、夕日そのものを楽しもう
経験を「記憶の口座」への入金作業にするのはやめよう。
Think clearly ロルフ・ドベリー 著 サンマーク出版より引用
最高の経験をしたとしても、何一つ記憶に残らないとしたら、あなたはいくら払うか?
こんな質問からこの章は始まっている。
筆者は個人的な調査から、「経験の価値」はどのくらい記憶に残るかで決まるらしいと述べている。
確かに同意できる意見であり、自分も含めて多くの人は経験を記憶に残そうと必死で写真をとっている。
旅行にいっても、写真をとるのに精一杯で景色を楽しめてないなあなんて思うことすらある。
筆者は「いまの経験の価値」が過小評価されていると考えている。
だからといって今日が人生の最後の日だと思って過ごせといってるわけではもちろんない。
筆者のおすすめは
- 未来にむけた「長期的な計画をたてること」
- 「いま」だけに完全に意識を集中させる
このことは自分にとって非常に重要な気づきとなった。
家族や友人と過ごす、この「いま」こそが貴重な経験をしているのだ。
未来にむけた備えはしつつ、「いま」を存分に楽しんでいきたい。